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デスクワーカーのための東洋医学×お悩み解決術

2024.07.26 Fri

腱鞘炎は、利き手じゃない方がなりやすい!?壁を使ったストレッチ&3ステップの腕ケア

構成:編集部 取材・文:水澤舞衣子 取材協力:瀬尾港二 イラスト:中野周平[蛙亭]

イラストレーターやデザイナーなど、腕を使うクリエイターにとって「腱鞘炎」は悩みの種。今回は、気軽に習慣化できる腕のセルフケア方法をお教えします。東洋医学の観点から腕ケアを教えてくれるのは、鍼灸院「アキュサリュート高輪」の院長・瀬尾港二先生。イラストはお笑いコンビ蛙亭の中野周平さんです。

腕の「腱鞘炎」に要注意!

瀬尾 腕を酷使することで炎症が起こる腱鞘炎。慣れない動作や使い過ぎによって起こりやすいので、意外にも利き手と反対の腕がなりやすい傾向にあります。

まずは腕を酷使しないこと、そしてこまめなストレッチでセルフケアを行いましょう。文字を書くときに力が入り過ぎないよう、ペン軸を太いものに変えるのもおすすめです。

使い過ぎた腕をほぐす、簡単ストレッチ

1)手のひらを壁につけてグッと押し(だいたい直角になるように)、手首を伸ばす。
2)今度は手の甲を壁につけて、グッと押す(だいたい直角になるように)ことで、腕の外側を伸ばす。
タオルを絞る動きも腕のストレッチにおすすめ。

3ステップで簡単にできる腕ケア

1)前腕を揉む。
2)手首や腕全体を上下・左右にぶらぶらさせる。
3) 2の動作を、腰を上下に動かしながら3分程度行なう。

瀬尾 スワイショウの動作をしながら腕全体を振ることで、同時に腰痛ケアもですきますよ。

瀬尾港二
アキュサリュート高輪院長
1960年宮崎生まれ。ICU理学科卒業後、北京中医学院(現北京中医薬大学)針灸推拿学部に入学。在学中から気功や武術の大家に師事。92年卒業。2010年にアキュサリュート高輪を開設。一般社団法人日本中医薬学会理事・事務局長、神奈川衛生学園専門学校非常勤講師。著書に「図解 よくわかる東洋医学―漢方薬・ツボ・食事、3つの養生法で治す」「家庭でできる漢方〈4〉不眠症―原因・タイプ別 眠れるからだに体質改善!」など。
中野周平(蛙亭)
芸人
吉本興業所属のお笑いコンビ・蛙亭のメンバー。漫画家のアシスタント経験があり、イラスト展の開催、MBS「プレバト!!」で水彩画の腕前を披露するなど、画力が高い芸人としても有名。さらに、ドラマ(NHK総合「作りたい女と食べたい女」、テレビ東京「来世ではちゃんとします3」など)にも出演し、お笑いだけでなく幅広い分野で活躍中。
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