2024年9月5日(木)から9月28日(土)まで、東京・六本木の「アートかビーフンか白厨」にて「ブルーピリオド × ArtSticker vol.2」が展開されます。漫画「ブルーピリオド」と現代アーティストのコラボ作品が披露されるプロジェクトです。
美術の世界に飛び込む青春を描いた人気作品
「ブルーピリオド」は、講談社の「アフタヌーン」で連載中の山口つばさ氏による漫画作品です。「マンガ大賞2020」や「第44回 談社漫画賞 総合部門」を受賞し、2021年にはTVアニメ化を果たしました。2024年8月には実写映画も公開されています。
本作では、要領良く学生生活をこなしながらも “空虚な手ごたえのなさ” を感じていた高校生の矢口八虎が1枚の絵に心を奪われ、美術の世界へと没頭していく物語が繰り広げられています。美術部での活動や予備校での学びと美大の受験、東京藝術大学に合格後の生活などが描かれているストーリーです。漫画はもちろんアートやデザインを好きな人にも身近に感じられて心に響きます。
今回のキュレーションテーマは「肌理に線を引く」
「ブルーピリオド × ArtSticker」は、「ブルーピリオド」とアート・コミュニケーションプラットフォームの「ArtSticker」のコラボプロジェクトです。「ArtSticker」がセレクトしたアーティストによる展覧会が開催されます。日本では全3回で展開され、今回の開催は第二弾です。その後に海外展開も予定されています。
本プロジェクトでは、現役美大生から美大を卒業して活動するアーティストまで、各キュレーションテーマに共鳴した参加者による作品が披露されます。「vol.2」のテーマは「肌理に線を引く」です。「人間の肌・美術作品のテクスチャー・漫画に使用されるトーンも、見る人によってさまざまな捉え方があり、そして持ち主だけの意味を持って良いはず」という考え方がベースとなっています。出展作品は「ArtSticker」限定で販売され、9月5日(木)の17:00から販売受付スタートです(全て先着制)。
「ブルーピリオド × ArtSticker vol.2」参加アーティスト |
菊池虎十氏/岸裕真氏/清川漠氏/永井天陽氏/松浦美桜香氏 |
会場は台湾料理も楽しめるアートギャラリー
会場の「アートかビーフンか白厨」は「ArtSticker」を運営する株式会社The Chain Museumがプロデュースしています。一風変わった “台湾料理を楽しめるアートギャラリー” です。その独特な名前の通りに、ギャラリー空間での作品鑑賞を楽しむことも、飲食スペースでの食事もできます。
店名の「白厨(パイチュウ)」は、ホワイトキューブへのリスペクトや憧れと、キッチンから漂う安心感や温かみが組み合わせられた造語です。会場では、ドリンク片手に作品を鑑賞することもできます。
* * * * * * * * * *
■期間:
2024年9月5日(木)~9月28日(土)
■開催場所:
アートかビーフンか白厨
東京都港区六本木5-2-4 朝日生命六本木ビル 2F
■問い合わせ先:
株式会社The Chain Mueum
url. https://artsticker.app/