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デスクワーカーのための東洋医学×お悩み解決術

2024.07.12 Fri

頭痛は「頭のこり」も原因?簡単にできるツボ押し&指で頭をとんとんタッピング!

構成:編集部 取材・文:水澤舞衣子 取材協力:瀬尾港二 イラスト:中野周平[蛙亭]

天候の変化や季節の変わり目など、急な頭痛に悩まされている……なんて人も多いのでは? ストレスや寝不足などその原因はさまざまですが、頭皮のこりも一因として考えられています。そこで今回は、そんな頭のこりに注目。ツボ押しやマッサージでケアしていきましょう。鍼灸院「アキュサリュート高輪」の院長・瀬尾港二先生に頭のツボを教えてもらいます。イラストは、お笑いコンビ蛙亭の中野周平さんです。

頭痛は、頭のこりが原因?

瀬尾 締め付けられるような痛みを伴う「筋緊張性頭痛(緊張型頭痛)」。頭皮のこりも一因として考えられるので、揉んでほぐすのがおすすめです。

東洋医学では「こり」は「気」の滞りと捉えています。気の流れがよくなることで自然と血流もよくなっていきます。頭につながる首や肩のこりから頭痛が起きている場合もあるので、そのこりがなくなることによって、頭のこりも解消される場合があります。

頭のこりや頭痛に効くツボ&マッサージ4選

瀬尾 身体の中でも、特に頭にはツボがたくさんあり、「陽経」が集まっています。頭のツボを刺激することで気の巡りをよくしていきましょう。

(1)百会(ひゃくえ)

両耳の一番高いところを結んだ頭頂部の真ん中。百会を刺激することで全身の気血の巡りがよくなるとされているため、「万能のツボ」とも言われている。頭痛や肩こりにも。

(2)目窓(もくそう)

左右の瞳の中心から真上に上がり、髪の生え際から親指の横幅1本半分上の部分。眼精疲労や、目の疲れからくる頭痛に効果的。

(3)頭維(ずい)

ツボの位置は、側頭部で、額角の髪際の0.5寸上の位置。頭痛、目の痛み、めまい、目の痙攣などに。

(4)指で頭をタッピング

指の腹や手のひらを使って頭を叩く。全体を満遍なくトントンと刺激する。

瀬尾 首のこりケアとあわせて、こちらもチェックしてみてください。

瀬尾港二
アキュサリュート高輪院長
1960年宮崎生まれ。ICU理学科卒業後、北京中医学院(現北京中医薬大学)針灸推拿学部に入学。在学中から気功や武術の大家に師事。92年卒業。2010年にアキュサリュート高輪を開設。一般社団法人日本中医薬学会理事・事務局長、神奈川衛生学園専門学校非常勤講師。著書に「図解 よくわかる東洋医学―漢方薬・ツボ・食事、3つの養生法で治す」「家庭でできる漢方〈4〉不眠症―原因・タイプ別 眠れるからだに体質改善!」など。
中野周平(蛙亭)
芸人
吉本興業所属のお笑いコンビ・蛙亭のメンバー。漫画家のアシスタント経験があり、イラスト展の開催、MBS「プレバト!!」で水彩画の腕前を披露するなど、画力が高い芸人としても有名。さらに、ドラマ(NHK総合「作りたい女と食べたい女」、テレビ東京「来世ではちゃんとします3」など)にも出演し、お笑いだけでなく幅広い分野で活躍中。
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