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【試し読み】After Effectsモーションデザイン すぐに使える実用アイデア見本帳

2024.11.01 Fri2024.12.20 Fri

[Chapter 1]テキストモーションのアイデア01

After Effectsでイキイキと書き順で現れる「テキストストローク」の作り方

制作・文:この

Step2 ペン先の軌道アニメーションを作る

[2-1] シェイプレイヤーのパスで軌道を描く

ツールパネルから「ペンツール」を選択し、それぞれの値を[塗り:なし][線のカラー:#D2197B(見やすい任意の色)][線幅:5px]とし、画像のようにビュー上で軌道のラインを描きます。一筆書きになるように1 本のパスで表現しましょう。シェイプレイヤー名は「Pen_point_stroke」とします。

[2-2]円型のペン先をシェイプレイヤーで作る

ツールパネルから「楕円形ツール」を選択して[線:なし]でビュー上に円を3つ描きます。シェイプレイヤー名は「Pen_point」とします。タイムラインパネルから「Pen_point」シェイプレイヤーのプロパティを開き、それぞれ次のように値を変更します。

[コンテンツ>楕円形 3>楕円形パス 1>サイズ:7,7]
[コンテンツ>楕円形 3>塗り 1>カラー:#7690B0]
[コンテンツ>楕円形 3>トランスフォーム:楕円形パス 3>位置:-20,10]
[コンテンツ>楕円形 2>楕円形パス 1>サイズ:15,15]
[コンテンツ>楕円形 2>塗り 1>カラー:#2D3074]
[コンテンツ>楕円形 2>トランスフォーム:楕円形パス 2>位置:7,7]
[コンテンツ>楕円形 1>楕円形パス 1>サイズ:20,20]
[コンテンツ>楕円形 1>塗り 1>カラー:#FEA891]
[コンテンツ>楕円形 1>トランスフォーム:楕円形パス 1>位置:0,0]

MEMO

この時、他のレイヤーを非表示にしながら作業を行うとスムーズです。

[2-3]「エコー」を適用する

「Pen_point」シェイプレイヤーを選択した状態で、メニューバー“ エフェクト” → “ 時間” → “ エコー” を適用します。また、プロパティの値は次のように変更します。

[エコー時間(秒):-0.001]
[エコーの数:250]
[エコー演算子:後ろに合成]

MEMO

「エコー」とは、アニメーションに残像を作るエフェクトです。

[2-4]ヌルオブジェクトを作成する

メニューバー“レイヤー”→“新規”→“ヌルオブジェクト”を選択します。ヌルオブジェクトのレイヤー名を「Pen_point_null」とします。「Pen_point」シェイプレイヤーの「親とリンク」に「Pen_point_null」ヌルオブジェクトレイヤーを設定します。

[2-5]モーションパスを作成する

[2−1]で作成した「Pen_point_stroke」シェイプレイヤーの[コンテンツ MEMO>シェイプ 1>パス1>パス]の値を「Pen_point_null」ヌルオブジェクトの[位置]の値にコピー&ペーストします。すると、パスの情報を使い自動的にモーションパスが生成されます。モーションパスができたら「Pen_point_stroke」シェイプレイヤーは非表示にしておきましょう。

MEMO

「モーションパス」とは、ビュー上に表示されるパスで軌道をコントロールできる機能です。

[2-6]モーションパスに緩急をつける

[2-5]で「Pen_point_null」ヌルオブジェクトの[位置]に自動生成されたモーションパスは、デフォルトの[00:00 〜02:00]で一定の速度に設定されています。そこで、「グラフエディター」の「速度グラフ」を表示し、動きに緩急をつけていきます。軌道が大きく放物線を描いているいくつかのポイントで、アニメーションカーブを下方向へ下げて速度を落とします。全体の尺も[〜02:00]から[〜04:15]まで延ばしていきます。試しに再生を繰り返しながら地道に調整していきましょう。

MEMO

グラフエディターは、本書のP.262で解説しています。

[2-7]「エコー」にアニメーションをつける

[2−6]でつけた動きの緩急に合わせて、[2−3]でつけた「Pen_point」シェイプレイヤーの「エコー」のプロパティ[ エコーの数]に、アニメーションをつけます。[エコーの数:1 〜250]の間でキーフレームを追加し、残像効果が伸び縮みするように調整しましょう。ここでも試しに再生を繰り返しながら、心地の良い動きを地道に探っていきましょう。

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この( 北川好美)
モーションデザイナー
モーションデザイナー/株式会社1コマ 代表。After Effectsと出会って20年。コマ撮り→3DCG→モーションデザインとさまざまな手法を渡りながら映像制作を続けている。現在は三重県を拠点にWebCM をはじめとする販促ツールを制作。また、2022年から映像制作の講師業も始め、「初学者目線の解説」に定評がある。 https://1coma.co.jp
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