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【試し読み】After Effectsモーションデザイン すぐに使える実用アイデア見本帳

2024.11.29 Fri2024.12.25 Wed

[Chapter 1]テキストモーションのアイデア09

After Effectsでエレガントさをプラスする『グラデ背景テキスト』の作り方

制作・文:minmooba

上記の動画は、エレガントさをプラスする「グラデ背景テキスト」の作り方です。動くグラデーションの背景とテキストを組み合わせて、シンプルながらも魅力的なデザインを作りましょう。モダンな見た目に仕上がります。本稿は本書のP.007〜P.008にある[環境設定][プロジェクト構成][コンポジション設定]前提に解説を進めています。記事を読んで作例を再現いただく際はこちらの設定環境を参考にしてください。

【主な使用機能】  
テキストレイヤー4色グラデーションラフエッジ
高速ボックスブラーノイズHLS 

※本稿は『After Effectsモーションデザイン すぐに使える実用アイデア見本帳』の一部を再編集したものです。

Step1 グラデーション背景を作成する

[1-1] 4色グラデーション
新規平面を作成(Ctrl〔Macでは ⌘ 〕+ Y)し、メニューバー“エフェクト”→“描画”→“4色グラデーション”を適用します。

ポイント1〜4のストップウォッチアイコンを、Alt〔option〕を押しながらクリックし、エクスプレッションを適用します。これでポイントがランダムに動きます。レイヤーは最背面に配置します。

[1-2] シェイプレイヤー
ペンツールで有機的な形のシェイプレイヤーを 6 つほど作成し、追加ボタンから“グラデーションの塗り”を適用します。「グラデーションの塗り」の[開始点]、[終了点]トランスフォームの[位置]にキーフレームを設定し、8秒かけてゆっくり移動させます。

メニューバー “エフェクト”→“スタイライズ”→“ラフエッジ” を適用し、[展開]にエクスプレッションを適用します。

MEMO

「*」のあとの値で動きの具合が変わるので、好みで調整してください。

その他のエフェクトを適用します。
“ブラー&シャープ” → “高速ボックスブラー”
“ディストーション”→“波形ワープ”

「Shape Layer 2」で編集したパラメーターは次の通りです。このレイヤーでは“波形ワープ ” エフェクトも使用しています。数値はレイヤー毎に変えています。

[1-3] ヌルで制御
メニューバー“レイヤー”→ “新規”→ “ヌルオブジェクト”を作成し、すべてのシェイプレイヤーの親にします。ヌルオブジェクトの[回転]を8秒かけて123°回転させます。

[1-4] 調整レイヤー
新規調整レイヤー(Ctrl +Alt〔⌘ + option〕+Y)を作成し、最前面に配置します。メニューバー“エフェ クト”→“ブラー&シャープ”→“高速ボックスブラー”を適用し、[ブラーの半径:70]に設定します。

 

すべてのレイヤーをプリコンポーズ(Ctrl〔⌘〕+ Shift+C)し、名前を「Gradient」にします。メインコンポジションに入れ、「Gradient」コンポジションレイヤーに、メニューバー “エフェクト”→“ノイズ&ブラー”→”ノイズHLS” を適用します。[明度:15%][彩度:10%]に設定し、[ノイズフェーズ]には下記エクスプレッションを適用します。

MEMO

今回の方法は効率より見た目重視です。決まった方法はないので、エフェクトを色々試 して自分の望む仕上がりを探 してください。

Step2 テキスト

[2-1] レイアウト
「横書き文字ツール」で、コンポジションパネルに「徹底解剖。」 と入力します。フォントを「Noto Sans CJK JP」[サイズ: 274pt][塗り:#FFFFFF]に設定します。テキストのままだと位置調整が難しいため、レイヤーを右クリックし、“作成”→“テキストからシェイプを作成”を選択し、シェイプに変換します。

[2-2]モーション
シェイプに変換したレイヤーを複製(Ctrl〔⌘〕+D)し、不要なグループを削除して1文字ずつに分けま す。各文字が20フレームかけて画面外側から中央に移動する動きを、徐々にゆっくりになるキーフレー ムを3点打って設定し、イージーイーズ(F9 キー)を適用します。

 

MEMO

XとY のどちらか一方の軸だけを動かす場合は、レイヤーを右クリックして、“トランスフォーム”→“位置”→“次元に分割”をすると作業がしやすくなります。

* * * * * * * * * *

After Effectsモーションデザイン すぐに使える実用アイデア見本帳
 この / サプライズ栄作 / ナカドウガ / ヌル1/ minmooba 共著

●本書について
「モーションデザイン(モーショングラフィックス)」という分野が成熟するに連れ、「映像制作」と「デザイン」との垣根が無くなってきました。映像クリエイターがグラフィックを手掛けたり、Webデザイナー/グラフィックデザイナーがモーションを制作するなど、表現の幅が広がっています。本書はこうした需要に応えるため、After Effectsの中でも「モーションデザイン」に特化した一冊としています。

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minmooba
mooba studio Inc. 主宰。ビジュアルアーティスト。東京在住。英国留学後、制作会社、外資系企業を経て独立。イラストやデザインを活かしたやわらかい表現が得意。ストーリードリブンで「伝わる」映像制作を軸に、メディアや手法を問わず活動。講師業やセミナー登壇、執筆も精力的に行っている。受賞・出演歴: 映像作家100 人選出、Adobe MAX 登壇、Adobe Creative Cloud広告出演、株式会社リコー講師など。 https://moobastudio.com
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