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最新アート&デザイン情報

2025.12.04 Thu

年末年始は芸術で心安らぐ時間を作ろう!

2025年の冬休みに行ってみたい注目の展覧会&アート系イベントまとめ 10選

【4】<Event Area>東京都・千代田区
「交響詩篇エウレカセブン20周年記念展」
~ボンズ制作の人気SFロボットアニメの設定資料を展示~

TVアニメ「交響詩篇エウレカセブン」の放送開始から20周年を記念した展覧会です。レントン、エウレカ、ニルヴァーシュをはじめとするキャラクターやメカニックの設定資料が展示されます。

「交響詩篇エウレカセブン」は、ロボットアニメにボーイ・ミーツ・ガールを掛け合わせた作品です。アニメーション制作をボンズが手掛け、2005年から2006年に全50話で放送されました。

作品の舞台は、スカブ・コーラルと呼ばれる謎の大地と、トラパーと呼ばれる目に見えない未知の粒子に満ちた惑星です。退屈な毎日を送っていた少年レントンが、美少女エウレカと人型ロボットのニルヴァーシュと出会い、空賊集団のゲッコーステイトにメンバーとして加わることから物語が展開していきます。

本展では、名台詞や名場面とともにストーリーを振り返るコーナーや、撮影を楽しめるフォトスポットも用意されました。ニルヴァーシュの立像や歴代の遊戯機も展示されます。

作品のファンには嬉しいグッズ販売も充実の内容です。本展オリジナルの描き下ろしイラストを用いたグッズが登場し、Tシャツをはじめとするアパレルからキーホルダー、アクリルスタンドのようなコレクターズアイテムまで多彩なグッズがラインナップされています。

期間2025年12月12日(金)~2026年1月4日(日)
開催場所有楽町マルイ 8F イベントスペース
東京都千代田区有楽町2-7-1
URLhttps://cb-event.net/e7_exhibition

【5】<Event Area>東京都・渋谷区 
「藤本タツキ17-26」EXHIBITION
~チェンソーマンやルックバックで人気の漫画家の原点~

「チェンソーマン」や「ルックバック」などで大人気の漫画家となった藤本タツキ氏の読み切り作品のアニメ化を記念して開催される展示会です。全8作品に登場するキャラクターや名場面を振り返り、制作資料が展示されます。

取り上げられている作品は「庭には二羽ニワトリがいた。」「佐々木くんが銃弾止めた」「恋は盲目」「シカク」「人魚ラプソディ」「目が覚めたら女の子になっていた病」「予言のナユタ」「妹の姉」です。これらは藤本タツキ氏が17歳から26歳の間に描いた読み切り作品で、「藤本タツキ短編集17-21」および「藤本タツキ短編集22-26」に収録されています。2025年に「藤本タツキ 17-26」として、6つのスタジオと7名の監督によってアニメ化されました。

一例として、「庭には二羽ニワトリがいた。」では宇宙人との戦争に敗北した人類のその後が描かれていたり、「佐々木くんが銃弾止めた」では担任の先生を守るために銃を持った暴漢に立ち向かう男子高校生が描かれていたりと、独自の世界観が繰り広げられています。藤本タツキ氏の「原点」も垣間見ることができるような作品群です。

展示会の来場者には、入場特典としてオリジナルカードがプレゼントされます。全8種のデザインが用意されており、どの絵柄になるかは選べずにランダム配布です。

期間2025年12月13日(土)~2026年1月12日(月・祝)
開催場所西武渋谷店 B館 4F 特設会場
東京都渋谷区宇田川町21-1
URLhttps://www.kyodoprinting.co.jp/lp/event/fujimoto_tatsuki_short_story_exhibition

【6】<Event Area>香川県・丸亀市 
猪熊弦一郎展「夢をならべている」
~昭和を代表する洋画家の “何ものにもとらわれない絵画” ~

猪熊弦一郎「ポートレイトの会話」1988年
©公益財団法人ミモカ美術振興財団

昭和の時代に70年以上にわたって作品を描き続けた画家・猪熊弦一郎氏(1902~1993年)の作品を紹介する展覧会です。特に80歳を超えて制作された作品に注目した展示が繰り広げられます。

猪熊弦一郎氏は1902年に香川県高松市で生まれ、1921年に上京しました。本郷洋画研究所や東京美術学校(現在の東京藝術大学)の西洋画科の藤島武二教室で学び、1926年には帝国美術院第7回美術展覧会に初入選します。1927年に東京美術学校を中退した後も精力的に活動し、活動の拠点をフランスやニューヨークへと移しながら創作活動を続けました。晩年は東京とハワイの両方にアトリエを構え、1980年には勲三等瑞宝章を受章しています。

長い画業生活の中で画風を変化させてきた猪熊氏が、80歳を越えて制作したのは「具象も抽象も区別なく描いた形が共存する絵画」でした。「形はすべて面白く美しいバランスでできている」と考え、さまざまな形を共存させた作品です。本展ではこのような「何ものにもとらわれない絵画」を鑑賞者自身の自由な解釈で楽しむことができます。

会場では1つの展示室だけでなく、1Fのエントランスから2F・3Fの展示室へと立体的に広がっていく空間が作り上げられていることも特徴です。猪熊氏のおおらかな作品世界を体感できる構成となっています。

猪熊弦一郎「真昼のカーニヴァル」1992年
©公益財団法人ミモカ美術振興財団
期間2025年12月13日(土)~2026年2月15日(日)
開催場所丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
香川県丸亀市浜町80-1
URLhttps://www.mimoca.jp/
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