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Photoshopド定番チュートリアル

2023.02.20 Mon

放射線状のロゴを作る

作例制作:マルミヤン 編集:山口優

Photoshopで放射線状のロゴを作る方法を紹介します。
*本連載はPhotoshopで作る定番グラフィックの制作工程を、一から手順通りに解説するHow to記事です。

■使用する機能「ラインツール」「移動ツール」「回転」「横書き文字ツール」「クリッピングマスク」「カラーオーバーレイ」「描画モード」

1.ラインツールで放射線状のパターンを作る

放射線状の素材を作成していく。まずは新規ファイルを[幅:1200ピクセル]、[高さ:1000ピクセル]、[解像度:350ピクセル/インチ]、[カンバスカラー:黒]で作成したらラインツールを選び、オプションバーで[ツールモード:ピクセル]、[モード:通常]、[不透明度:100%]、[線の太さ:1px]に設定する(図1)

図1。[ツールモード:ピクセル]、[モード:通常]、[不透明度:100%]、[線の太さ:1px]に設定する

続いて[描画色]を白にしたら、新規レイヤーを作成して垂直の縦線を描画する(図2)

図2

次に、移動ツールを選んでオプションバーで[バウンディングボックスを表示]にチェックを入れ、shiftキーを押しながら白いラインの端をドラッグして90°回転させる(図3)

図3。shiftキーを押しながらドラッグすると、角度を15°ずつ固定して回転できる。90°まで回転して白いラインが垂直に交わるようにする(十字にする)

レイヤーパネルで、これら2本のラインのレイヤーを両方とも選択したあと、レイヤーメニュー→“レイヤーを結合”を実行して1枚のレイヤーにまとめる(図4)

図4。この時点のレイヤーの状態。縦のラインと、回転したラインのレイヤーを結合してひとつにまとめておく。ここでは分かりやすいよう結合したあと、レイヤー名を「ライン(結合)」と変更しておいた

結合したレイヤーを複製したら、移動ツールでshiftキーを押しながらバウンディングボックスの四隅のハンドルをドラッグして45°回転させる(図5)

図5

先ほどと同様に元のレイヤーと回転したレイヤーを結合したら、その結合したレイヤーを2枚複製して、片方を15°回転させ(図6)、もう一方を30°回転させる(図7)

図6
図7

2. 放射線状のパターンの密度を高める

ここからは、より細かい放射線状のパターンにしていく。まずレイヤーパネルで背景レイヤー以外のレイヤーをすべて選択して結合したら、結合したレイヤーを複製したあと編集メニュー→“変形”→“回転”を選択。オプションバーで[回転:7.5°]に設定したらenterキーを押して確定する(図8)(図9)

図8。編集メニュー→“変形”→“回転”を選択して(移動ツールでバウンディングボックスのハンドル付近に合わせてマウスポインターが双方向の弧状の矢印に変わったときにクリックしてもOK)、オプションバーで[回転:7.5°]に設定する
図9

元のレイヤーと回転したレイヤーを結合したら、結合したレイヤーを複製して先ほどと同様の手順で3.75°回転させる(図10)

図10

これらのレイヤーを結合して複製し、同様の手順で1.88°回転させる(図11)。レイヤーパネルで背景レイヤー以外の2枚のレイヤーを結合したら(図12)、放射線状の素材が完成(図13)

図11
図12。この時点のレイヤーの状態。背景レイヤー以外は結合してひとつにまとめておく。ここでは、分かりやすいよう結合したあとレイヤー名を「放射線状素材」と変更しておいた
図13

3.文字に放射線状のパターンをあしらう

文字に放射線状パターンをあしらっていく。横書き文字ツールで任意の文字を入力し(ここではアルファベットの「A」)、放射線状素材のレイヤーの背面に移動する(図14)(図15)

図14
図15。この時点のレイヤーの状態。文字のレイヤーを放射線状素材のレイヤーの背面に移動する

続いて、レイヤーパネルで放射線状素材のレイヤーを選択したら、レイヤーメニュー→“クリッピングマスクを作成”を実行(図16)(図17)

図16。クリッピングマスクを作成すると、文字で放射線状の素材が切り抜かれた状態になる。ここでは、文字も放射線も白なので一見文字だけのように見えている
図17。この時点のレイヤーの状態

レイヤーパネルで文字のレイヤーを選択し、プロパティパネルで文字の[カラー]を黒に変更する。これで文字に放射線状のパターンをあしらうことができる(図18)

図18

4.放射線状のパターンの位置やカラーを調整してロゴを仕上げる

放射線状模様の位置や色を変更してロゴを仕上げていく。レイヤーパネルで放射線状素材のレイヤーを選択したあと、移動ツールでドラッグしてその位置を調整する(図19)

図19

続いてこの放射線状素材のレイヤーを選択した状態のまま、レイヤーメニュー→“レイヤースタイル”→“カラーオーバーレイ...”を選択し、[描画モード:通常]、[オーバーレイのカラー:赤]、[不透明度:100%]で適用する(図20)(図21)

図20。[描画モード:通常]、[オーバーレイのカラー:赤]、[不透明度:100%]に設定する
図21

レイヤーパネルで文字のレイヤーと放射線状素材のレイヤーを選択したら、レイヤーメニュー→“レイヤーをグループ化”を実行してグループにまとめておく(図22)

図22。この時点のレイヤーの状態

同様の手順で別の文字(ここではアルファベットの「B」と「C」)に放射線状のパターンをあしらって位置や色を変更しておく(図23)。あとは、レイヤーパネルで各グループを[描画モード:スクリーン]に変更すればOK(図24)(図25)

図23
図24
図25。この時点のレイヤーの状態。各グループを[描画モード:スクリーン]に変更する

ここでは、さらに文字要素などを配置して完成とした(図26)

図26

以上、Photoshopで放射線状のロゴを作る方法でした。

制作者プロフィール

MARUMIYAN(マルミヤン)
グラフィックデザイナー/イラストレーター
2007年より「マルミヤン」(Marumiyan)名義で、福岡を拠点に活動を開始。雑誌、広告、CDジャケット、パッケージ、アパレル、プロダクト、Webなど、様々な媒体で活動を行う。人物や植物、動物、建物など、様々なアイコンをグラフィカルに組み合わせ、洗練された作品作りを目指す。また “FOUR DIMENSIONS WORLD” をテーマとした作品も精力的に制作している。2008年「FUNKY802 digmeout」オーディション通過。https://marumiyan.com/
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