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Photoshopド定番チュートリアル

2026.06.19 Fri

Photoshopで渦を巻いた円形のロゴを作る(渦/円形/ロゴ)

作例制作:マルミヤン 編集:山口優

今回は、Photoshopで渦を巻いた円形のロゴを表現する方法を紹介します。楕円に沿って入力した文字の下端を「つまむ」フィルターや「渦巻き」フィルターで変形させるのがポイントです。手軽に印象的なロゴを作れるので、ぜひ参考にしてみてください。
*本連載はPhotoshopで作る定番グラフィックの制作工程を、一から手順通りに解説するHow to記事です。

■使用する機能
「楕円形ツール」「横書き文字ツール」「拡大・縮小」「つまむ」「渦巻き」「ベベルとエンボス」「カラーオーバーレイ」

Photoshopで渦を巻いた円形のロゴを作る: 
1.楕円に沿って元となるテキストを入力する

まずは新規ファイルを[幅:1200ピクセル]、[高さ:1200ピクセル]、[解像度:350ピクセル/インチ]で作成したら、[描画色]を黒にし、塗りつぶしツールでカンバス上をクリックして背景レイヤーを黒く塗りつぶす(図1)

図1。背景レイヤーを黒で塗りつぶしておく

次に、楕円形ツールを選択し、オプションバーで[ツールモード:シェイプ]、[塗り:なし]、[線:なし]に設定(図2)。shiftキーを押しながらカンバス上をドラッグして正円を描く(図3)

図2。楕円形ツールのオプションバーで[ツールモード:シェイプ]、[塗り:なし]、[線:なし]に設定する
図3

横書き文字ツールを選択し、描いた円のパス上をクリックして元となるテキストを入力したら(図4)、レイヤーメニュー→“ラスタライズ”→“テキスト”を実行する(図5)

図4。ここでは、フォントにAdobe Fontsで提供されているサンセリフ書体「BalboaPlus Fill」(Parkinson Type Design)を選択した
図5。この時点のレイヤーの状態。テキストのレイヤーをラスタライズしておく

Photoshopで渦を巻いた円形のロゴを作る: 
2.文字の下端を円の中心に向かって引き伸ばす

文字を変形していく。まず、レイヤーパネルで楕円のレイヤーを選択したら、編集メニュー→“パスを変形”→“拡大・縮小”を選択(図6)。shift+optionキー(Macの場合。WindowsではShift+Altキー)を押しながら、四隅のハンドルのいずれかをドラッグして少しだけ拡大する(図7)

図6
図7。文字の下端がほんの少し入る程度に円を拡大する

次に、レイヤーパネルでcommandキー(Macの場合。WindowsではCtrlキー)を押しながら楕円のレイヤーのレイヤーサムネールをクリックしたあと(図8)、ラスタライズしたテキストのレイヤーを選択(図9)(図10)

図8。この時点のレイヤーの状態。commandキー(Macの場合。WindowsではCtrlキー)を押しながらマウスポインターをレイヤーサムネールに近づけると、ポインターの形が図のように変わる。その状態でレイヤーサムネールをクリックする
図9。この時点のレイヤーの状態。ラスタライズしたテキストのレイヤーを選択する
図10。文字の下端が少し入るように円形の選択範囲が作成されているのがわかる

フィルターメニュー→“変形”→“つまむ...”を、[量:100%]で適用する(図11)(図12)

図11。[量:100%]に設定する
図12

続いて、control+command+Fキー(Macの場合。WindowsではCtrl+Alt+Fキー)を繰り返し押して、文字の下端が円の中心に向かって伸びるまでフィルターを再実行する(図13)(図14)(図15)(図16)。円形の選択範囲は解除せず、そのまま残しておく。

図13
図14
図15
図16

Photoshopで渦を巻いた円形のロゴを作る: 
3.渦巻き状にしてロゴを仕上げる

ロゴを仕上げていく。まず、フィルターメニュー→“変形”→“渦巻き...”を選択し、[角度:200°]で適用する(図17)(図18)

図17。[角度:200°]に設定する
図18

次に選択範囲を解除したら、ラスタライズしたテキストのレイヤーが選択された状態のまま、レイヤーメニュー→“レイヤースタイル”→“ベベルとエンボス...”を、[スタイル:ベベル(内側)]、[テクニック:滑らかに]、[深さ:300%]、[方向:上へ]、[サイズ:5px]、[ソフト:0px]、[角度:90°]、[高度:30°]、[光沢輪郭:ローリングスロープ - 下向き]、[ハイライトのモード:通常]、[ハイライトのカラー:白]、ハイライトの[不透明度]を100%に、[シャドウのモード:通常]、[シャドウのカラー:黒]、シャドウの[不透明度]を100%に設定する(図19)

図19。レイヤースタイルの[ベベルとエンボス]を、[スタイル:ベベル(内側)]、[テクニック:滑らかに]、[深さ:300%]、[方向:上へ]、[サイズ:5px]、[ソフト:0px]、[角度:90°]、[高度:30°]、[光沢輪郭:ローリングスロープ - 下向き]、[ハイライトのモード:通常]、[ハイライトのカラー:白]、ハイライトの[不透明度]を100%に、[シャドウのモード:通常]、[シャドウのカラー:黒]、シャドウの[不透明度]を100%に設定する

続いて、レイヤースタイルの[カラーオーバーレイ]を選択し、[描画モード:通常]、[オーバーレイのカラー]をオレンジ(16進数カラーコード[#ff6600])、[不透明度:100%]に設定して適用する(図20)(図21)

図20。レイヤースタイルの[カラーオーバーレイ]を、[描画モード:通常]、[オーバーレイのカラー]をオレンジ(16進数カラーコード[#ff6600])、[不透明度:100%]に設定する
図21

ここでは、さらに文字要素などを配置して完成とした(図22)

図22。完成ビジュアル

以上、Photoshopで渦を巻いた円形のロゴを表現する方法でした。

制作者プロフィール

MARUMIYAN(マルミヤン)
グラフィックデザイナー/イラストレーター
2007年より「マルミヤン」(Marumiyan)名義で、福岡を拠点に活動を開始。雑誌、広告、CDジャケット、パッケージ、アパレル、プロダクト、Webなど、様々な媒体で活動を行う。人物や植物、動物、建物など、様々なアイコンをグラフィカルに組み合わせ、洗練された作品作りを目指す。また “FOUR DIMENSIONS WORLD” をテーマとした作品も精力的に制作している。2008年「FUNKY802 digmeout」オーディション通過。https://marumiyan.com/
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