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Photoshopド定番チュートリアル

2025.04.15 Tue

【Photoshop】キラキラ輝く軌跡をのこしたロゴを表現する(光の粒/軌跡/光跡/ロゴ)

作例制作:マルミヤン 編集:山口優

Photoshopでキラキラ輝く光の粒でできたような軌跡を表現する方法を紹介します。アレンジの仕方で印象の異なるロゴにすることもできます。過去記事「Photoshopでホラー感のあるロゴを作る」も併せて参考にしてみてください。
*本連載はPhotoshopで作る定番グラフィックの制作工程を、一から手順通りに解説するHow to記事です。

■使用する機能「横書き文字ツール」「変形」「風」「波紋」「塗りつぶしレイヤー」「描画モード」「レイヤーマスク」

【Photoshop】キラキラ輝く軌跡をのこしたロゴを表現する: 
1.ロゴの元となる文字を用意する

まずは新規ファイルを[幅:1200ピクセル]、[高さ:800ピクセル]、[解像度:350ピクセル/インチ]、[カンバスカラー:黒]で作成したら、横書き文字ツールで元になる文字(ここでは「Beacon」)を入力し、文字パネルでフォントやフォントサイズなどを設定。今回は幾何学的なフォルムが印象的なサンセリフ体「Acier BAT Text Solid」(Production Type)を選択し、フォントカラーは白に設定した(図1)

図1。ここでは、フォントをAdobe Fontsで提供されているサンセリフ体「Acier BAT Text Solid」(Production Type)に、フォントカラーを白に設定した

レイヤーパネルで文字のレイヤーを選択したら、レイヤーメニュー→“スマートオブジェクト”→“スマートオブジェクトに変換”を実行(図2)

図2。スマートオブジェクトに変換する前
スマートオブジェクトに変換した後

必要に応じて移動ツールで文字の位置を調整したあと、編集メニュー→“変形”→“90°回転(時計回り)”を実行して文字を回転させる(図3)

図3

次にフィルターメニュー→“表現手法”→“風...”を、[種類:標準]、[方向:左から]で適用(図4)(図5)

図4。[種類:標準]、[方向:左から]に設定する
図5

さらに“風…”フィルターを同じ設定で3回適用する(図6)(図7)(図8)

図6
図7
図8

続いてレイヤーメニュー→“スマートオブジェクト”→“スマートオブジェクトに変換”を実行したあと、編集メニュー→“変形”→“90°回転(反時計回り)”を実行して文字の向きを元通りにする(図9)

図9。文字の向きを元に戻す前に、“スマートオブジェクトに変換”を実行しておくのがポイント

【Photoshop】キラキラ輝く軌跡をのこしたロゴを表現する: 
2.文字を加工して光跡を表現する

光跡を表現していく。文字のレイヤーが選択された状態のまま、フィルターメニュー→“変形”→“波紋...”を選んだら、[量:50%]、[振幅数:中]で適用する(図10)(図11)

図10。[量:50%]、[振幅数:中]に設定する
図11

次にレイヤーメニュー→“新規塗りつぶしレイヤー”→“グラデーション...”を選択。「新規レイヤー」ダイアログが表示されるので、[下のレイヤーを使用してクリッピングマスクを作成]にチェックを入れて[OK]をクリックする(図12)

図12。[下のレイヤーを使用してクリッピングマスクを作成]にチェックを入れて[OK]をクリックする

「グラデーションで塗りつぶし」ダイアログが表示されたら[グラデーション]の右横のグラデーションサンプルをクリックする(図13)。グラデーションエディターが表示されるので、左のカラー分岐点の[カラー]を黄色(ここでは16進数カラーコード[#f7ff02])、右を水色(ここでは16進数カラーコード[#17efff])に設定。カラー分岐点の上にある不透明度の分岐点は両方とも[不透明度:100%]にして[OK]をクリックする(図14)

図13。グラデーションサンプル(赤枠部分)をクリックするとグラデーションエディターが表示される
図14。グラデーションエディターで、カラー分岐点(赤丸部分)の左の[カラー]を黄色(ここでは16進数カラーコード[#f7ff02])、右を水色(16進数カラーコード[#17efff])に設定する。カラー分岐点の上にある不透明度の分岐点は両方とも[不透明度:100%]になっているか確認し、なっていない場合は[不透明度:100%]にしておく

「グラデーションで塗りつぶし」ダイアログに戻ったら、[比率]の下向きの矢印をクリックしてスライダーを表示し、プレビューを参考にしながらグラデーションのかかり具合を調整したあと適用する(図15)(図16)

図15。ここでは、[スタイル:線形]、[角度:90°]、[比率:18%]に設定した
図16

【Photoshop】キラキラ輝く軌跡をのこしたロゴを表現する: 
3.粒状感をつけてロゴを仕上げる

ロゴを仕上げていく。まず、レイヤーパネルで文字のレイヤーとグラデーションのレイヤーを両方とも選択したら(図17)、レイヤーメニュー→“スマートオブジェクト”→“スマートオブジェクトに変換”を実行する(図18)

図17。この時点のレイヤーの状態。文字のレイヤーとグラデーションのレイヤーを両方とも選択する
図18。この時点のレイヤーの状態。選択したレイヤーをスマートオブジェクトに変換しておく

このレイヤーを前面に複製したあと、複製した方を[描画モード:ディザ合成]、[不透明度:20%]に変更する(図19)(図20)

図19
図20。この時点のレイヤーの状態。複製した方のレイヤーを[描画モード:ディザ合成]、[不透明度:20%]に変更する

続いて、レイヤーパネル下部の[レイヤーマスクを追加]ボタンをクリックし、レイヤーマスクが選択されているのを確認したら(図21)、ブラシツールを選び、[描画色]を黒に設定して文字が判読しやすくなるよう部分的にマスクをかける(図22)(図23)

図21。この時点のレイヤーの状態。レイヤーマスクが選択された状態(レイヤーマスクサムネールの周囲に白い線が表示されている状態)になっているのを確認する。なっていない場合はレイヤーマスクをクリックして選択しておく
図22。マスクをかける前
図23。マスクをかけた後。ここでは、文字のふところ部分にマスクをかけて読みやすくした

ここでは、さらに文字要素などを配置して完成とした(図24)

図24。完成ビジュアル

以上、Photoshopでキラキラ輝く光の粒でできたような軌跡を表現する方法でした。

制作者プロフィール

MARUMIYAN(マルミヤン)
グラフィックデザイナー/イラストレーター
2007年より「マルミヤン」(Marumiyan)名義で、福岡を拠点に活動を開始。雑誌、広告、CDジャケット、パッケージ、アパレル、プロダクト、Webなど、様々な媒体で活動を行う。人物や植物、動物、建物など、様々なアイコンをグラフィカルに組み合わせ、洗練された作品作りを目指す。また “FOUR DIMENSIONS WORLD” をテーマとした作品も精力的に制作している。2008年「FUNKY802 digmeout」オーディション通過。https://marumiyan.com/
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