MacやiPhoneだけでなくWindowsを搭載したPCでも、顔認証や指紋認証など生体認証でのログインに対応しています。Windowsマシンの場合、Windows Helloと呼ばれるこの機能は、パスワードやPINコードを必要としないため、ロックを解除するのにも手間もかからないのが大きな利点です。
これら生体認証は多くのノートPCで標準搭載されていますが、外付けディスプレイとキーボードを装着してノートPCを閉じたまま運用していたり、ノートPC自体を少し離れた場所に置いていると、かえって認証に手間がかかってしまいます。またデスクトップPCでは、これら生体認証がそもそも搭載されていないこともしばしばです。
こうした場合に重宝するのが、外付けの生体認証デバイスです。今回はそのひとつ、USB接続の指紋認証センサーを紹介します。
これはUSBポートに接続する指紋認証センサーです。もともとは指紋認証センサーを持たないPCに指紋認証の機能を追加するための製品ですが、USB延長ケーブルを介してこれを手元にセットしておけば、たとえノートPCが手の届かない位置に置かれていても、指紋認証センサーを使ったログインが可能になります。
その場合、ノートPCによっては内蔵の指紋認証センサーと、この外付けの指紋認証センサーが重複する格好になりますが、Windows側で生体認証デバイスのひとつとして登録されていれば、ハードウェアが競合して動作しないといったこともなく、そのまま併用することが可能です。
今回はバッファローの「BSUC05EDBK 」という、スタンドとして使えるUSB延長ケーブルをノートPCに接続し、そこにセットしてみました。これならばノートPCが離れたところに置かれていても、この指紋認証センサーをデスク上に置き、上から指を乗せるだけでログインが可能になります。長さは0.5mと短めですが、PCがデスクの下に置かれているような場合は、2.0mという長めのタイプを使えばデスク上まで届きます。
ここで紹介しているようなUSBポートに直接挿すタイプの指紋認証デバイスは、安価なものであれば2千円程度で、前述の延長ケーブルを追加しても3千円前後で揃えられます。席を立つたびにWindowsの画面がロックされるように設定している場合、1日に何度もロックを解除しなくてはいけませんが、3千円程度の投資でパスワードやPINの入力がいっさい不要になります。費用対効果は抜群です。
こうしたWindows Hello対応のデバイスは、Windowsの標準ドライバで動作するため、わざわざメーカーサイトからドライバをダウンロードしなくて済むのも利点です。まれにWindowsアップデートからのダウンロードを求められる場合もありますが、ドライバ自体が見つからず、ネットを探し回る心配はありません。
今回紹介した製品は、筆者はWindows 11環境で使い始めてすでに半年ほど経過していますが、ここまでのところ一切問題なく利用できています。Windows Helloに対応した同様の製品はさまざまなメーカーから発売されていますが、筆者の知る限りでは機能面で大きな違いはなく、またロックを解除するスピードも差はないようです。安価に入手できる製品を見つけたら、ひとつ買って試してみてはいかがでしょうか。
- DATA
製品名:SFSD-01
実売価格:2,250円
発売元:SEKC
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B07GLRQPHP/
2022.06.14 Tue