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新製品

青月社、美術館巡りに役立つ「100の名画と対話する 日本全国名画巡礼ノート」を刊行

2024.06.27 Thu

株式会社青月社が「100の名画と対話する 日本全国名画巡礼ノート」を発売しました。日本各地の美術館に所蔵されている名画を鑑賞し、感じたことを書き込める書籍です。価格は990円(税込)で、夏休みの美術館巡りなどにも役立ちます。

御朱印帳のような感覚で使える1冊

本書は四六判(128×188mm)のサイズで、112ページの仕様です。美術館を訪れた人が、自身の感想や印象を書き込むノートとしての役割を果たします。御朱印帳のように、気軽に持ち歩いて使いやすいことも特徴です。

完成させたページは、切り取って日記帳に貼ったり、写真に撮影してSNSに投稿したりと、さまざまな使い方ができます。作品の図版は収録されていませんが、全国61カ所・100点の美術館の所蔵品が紹介されているため、「アート鑑賞を趣味にしたいけれど、どの作品を見ていけば良いか分からない」という人のガイドとしても役立ちそうです。

日本全国で鑑賞できる100の名画を収録

本書に収録されている100の名画は、さまざまな美術館・公共空間などで鑑賞できます。例として、以下のような作品が掲載されています。

場所作者作品
青森県立美術館棟方志功「八甲田山麓図」
シャガール「バレエ『アレコ』のための背景画」
諸橋近代美術館ダリ「ビキニの3つのスフィンクス」
「テトゥアンの大会戦」
アーティゾン美術館ルノワール「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」
国立西洋美術館ルーベンス「眠る二人の子供」
モネ「睡蓮」
ポーラ美術館モリゾ「ベランダにて」
ルノワール「レースの帽子の少女」
愛知県美術館ピカソ「青い肩かけの女」
クレー「蛾の踊り」
京都市京セラ美術館中村大三郎「ピアノ」
丹羽阿樹子「遠矢」
大原美術館エル・グレコ「受胎告知」
ゴーギャン「かぐわしき大地」
ひろしま美術館ゴッホ「ドービニーの庭」
マティス「赤い室内の緑衣の女」
地中美術館モネ「睡蓮の池」

なお、地中美術館に展示されているモネの5点の「睡蓮」など、連作を一度に鑑賞することが想定されている作品はまとめて1点として紹介されています。

ページを埋めていくのが楽しくなるノート

本書の各ページは、「ノート欄」「作品情報/ひとこと解説」「レーダーチャート・5段階評価表」「日時・天気」「所蔵館Info・交通アクセス」といったスペースで構成されています。「ノート欄」がメインのコンテンツで、作品の感想などを自由に記述できる部分です。

「作品情報/ひとこと解説」では、作品に関する各種のデータや豆知識が紹介されており、作品鑑賞の際の参考になります。また、「所蔵館Info・交通アクセス」が記載されているのも便利で、公式WebサイトのQRコードなども含まれています。

「レーダーチャート・5段階評価表」はとてもユニークな部分です。レーダーチャートで客観的な視点、5段階評価表で主観的な視点での評価を書き残すことができ、ノート欄よりもさらに作品の印象を直感的に示せます。また、「日時・天気」を記録する箇所もあることで、思い出をより鮮明に残すことができます。

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本書は美術館巡りの体験をさらに充実させるようなアイテムです。ノートへの書き込みでページが埋まっていくのも楽しく、「次はこの美術館でこの作品を鑑賞してみよう」という予定も立てやすくなるでしょう。夏休みを前にオススメの1冊です。

株式会社青月社
価格:990円(税込)
URL:https://seigetsusha.co.jp/
2024/06/27

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