東日本電信電話株式会社（NTT東日本）は、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]で、“「Digital×北斎」特別展「大鳳凰図転生物語」－小布施とHOKUSAI　神妙に達していた絵師－”を開催中。目玉作品として、葛飾北斎の最大の作品である岩松院本堂天井絵「鳳凰図」を実物大で再現した展示が行われている。会期は2022年7月3日（日）まで。

間口が6.3m、奥行が5.5mの「鳳凰図」（通称：八方睨み鳳凰図）は、長野県の小布施町にある岩松院本堂の天井に描かれている。デジタル化や高精細デジタル復原画の制作は、NTT東日本と株式会社NTT ArtTechnologyが推進する「分散型デジタルミュージアム構想」の一環として実施された。

天井絵のデジタルデータ化には、株式会社NTT ArtTechnologyのパートナーである株式会社アルステクネの「高品位三次元質感画像処理技術DTIP」を活用。未完成部の推定復元も経て、約300億画素にもなる高精細なデータに仕上げられている。

そのデータを、業務用インクジェットプリンタを製造・販売するローランド ディー.ジー.株式会社のUVインクジェットプリンタ「LEC2-640」を用いて原寸大で出力。今回の展覧会では、作品とともに、デジタル化の過程で得られたさまざまな“発見”や“考察”についても紹介されている。

※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認

■期間：
2022年6月2日（木）～7月3日（日）

■開催場所：
NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] ギャラリーA
東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー 4F

■問い合わせ先：
東日本電信電話株式会社（NTT東日本）
url. https://www.ntt-east.co.jp/art/hokusai-special/