株式会社グラニフは、「オリジナルキャラクターについての人気投票」と「グラフィックTシャツに関する意識調査」の結果を発表した。同社はTシャツや雑貨などのグラフィックアイテムを提供しているブランド。今回の調査は、グラニフのメンバーシッププログラムへの登録者を対象に実施されている。

この企画は、7月9日の「グラフィックTシャツの日」を記念して初めて実施された。「グラフィックTシャツの日」は、2022年にグラニフが一般社団法人日本記念日協会に申請して制定された正式な記念日。7月はTシャツ1枚で過ごせる夏日が多いことと、9日の「9」の形が「graphic（グラフィック）」の「g」に似ていることに由来している。

両調査が実施された期間は、2023年6月15日（木）〜6月18日（日）。有効回答数は13,141人で、性別は女性が82％、男性が16％、未回答が2％であった。年代については40代が最も多くて33％、50代が28％、30代が21％、20代が9％、60代が8％、10代が1％、70代が0.5％、80代以上が0.04％となっている。

「オリジナルキャラクターについての人気投票」は、20種のキャラクターから好きなものを選んで3票を投じる方式。1位には「ビューティフルシャドー」（5,761票）が選ばれた。基本的には黒色だが、ときにカラフルな姿を見せることもあるデザイン。自由気ままでイタズラ好きな性格をしている。

2位以下には、「ローリングパンダズ」（3,288票）、「ラムチョップ」（2,959票）、「コントロールベア」（2,917票）、「ナガスギルイヌ」（2,539票）が続く。どのキャラクターも、かわいい見た目であることをベースとしつつ、“笑い”の要素も含んだユニークな個性を備えていることが特徴的だ。

もう1つの「グラフィックTシャツに関する意識調査」では、独自の切り口でグラフィックTシャツにまつわるさまざまな項目が集計された。

中でも興味深かったのは「好きなグラフィックTシャツのジャンル」。回答者全体の約81％が「キャラクター」を選択しており、2位には「アート・デザイン」、3位には「絵本」が選ばれている。近年ではクリエイターがTシャツをデザイン・販売する機会も増えており、この意識調査の結果は参考になりそうだ。

さらに、消費者が「このTシャツは絶対に欲しい」と感じたTシャツにいくらまでの税込金額なら払えるかを質問した調査も面白い。最も多かった回答は「3,000〜3,999円」。回答者全体の約77％が「5,000円未満」と答えているが、「8,000円以上」という回答も約4％とそれなりの数字になった。こちらの調査は、Tシャツ販売の際の価格設定の参考としても大いに役立つだろう。

株式会社グラニフ
URL：https://graniph.co.jp/
2023/07/07