〜由来や歴史、開発経緯など〜
「かもめ龍爪」について
漢字の「龍爪(りゅうそう)」と和字の「かもめ」を合わせたフォントで、2018年にリリースされました。「龍爪」は中国の宋の時代の儒教経典「周礼」をもとに復刻されており、「かもめ」は1943年に内閣印刷局が発行した「内閣印刷局七十年史」をもとに復刻された書体です。
〜書体の特徴からポイント、使われ方まで〜
「かもめ龍爪」の特徴
「かもめ龍爪」は風格のある宋朝体で、シャープな印象のデザインです。起筆・収筆やハライには、まさに竜の爪をイメージさせるような鋭く大胆な特徴が見られます。かな文字の筆致は勢いがありつつもたおやかな印象で、美しさと力強さを感じさせるフォントです。
宋朝体は、中国での公式文書にも用いられます。格式を重んじる場面での使用にも適しており、主に年賀状や挨拶状、名刺、印章などの媒体で活用できるでしょう。古風な雰囲気もあるため、レトロなデザインにも似合います。
〜書体の活かし方やプロの視点〜
制作デザイナーの解説コメント
漢字のエッジの鋭さに比べ、ひらがなは曲線が多くて画数も少ないため、漢字とかな文字では違う印象を受けるかもしれません。しかし、それがかもめ龍爪ならではの大きな特徴でフックになっています。漢字とかな文字が混ざったテキストのデザインも、そのフックによって1つのフォントでバランス良く仕上げられます。そんな印象を持たせたい時こそセレクトしたいフォントです。
- よく使われるシーン
題字、雑誌、ラベル、挨拶状、名刺、印章
〜書体スペックや収録製品〜
「かもめ龍爪」の書体情報
| モリサワのフォント製品紹介 | |||
| Morisawa Fonts | 高品質でバラエティ豊かな2,000書体以上のフォントを好きなだけ使える、 フォントサブスクリプションサービス | ||
| 組込みフォント | 産業用製品のOSやゲームやデジタル教材などの各種アプリケーションに、直接データを組込んで使えるサービス | ||
| TypeSquare | 閲覧側の端末に指定されたフォントが搭載されていなくても、制作側で指定したフォントを表示させるWebフォント配信サービス | ||
| その他の収録製品はこちら | |||
2024.10.22 Tue