〜由来や歴史、開発経緯など〜
「篠」について
「篠」は伝統的な風格を感じさせつつも、現代的な表情を持たせた行書体として開発されました。モリサワでの篠のOpenTypeフォントの提供は、2012年に開始されています。数々のTV番組のロゴを手掛けたことなどでも知られるグラフィックデザイナーの篠原榮太氏がデザインした書体としても知られています。使われる用途としては、品性や品格が求められるシーンから、一般的なキャッチコピーや本文まで広く活用されています。
〜書体の特徴からポイント、使われ方まで〜
「篠」の特徴
現代的なエッセンスの大きなポイントとなっているのが、各エレメントの抑揚を控えめにしながらも、線の両端につけられたメリハリです。毛筆ならではの勢いを保ちながらも、可読性が高められています。
筆書体は書家の個性が発揮されやすく、篠も1文字ずつの形に注目しながら選びたいフォントです。漢字とかな文字のバランスが良く、扱いやすい行書体という印象もあります。特にタイトルや看板などでインパクトを出したいときには重宝されるでしょう。
〜書体の活かし方やプロの視点〜
制作デザイナーの解説コメント
作例では「精進料理」という題材に方向性がぴったりの篠で文字を組みました。このフォントはウエイトによってもかなり印象が変わり、Mでは優しさ、Bでは力強さを感じさせます。その違いを “声色” の性格ととらえて、適材適所で使い分けると良いでしょう。
- よく使われるシーン
本文、題字、書籍、雑誌、商品パッケージ、ラベル、チラシ、看板、表札、挨拶状
〜書体スペックや収録製品〜
「篠」の書体情報
| モリサワのフォント製品紹介 | |||
| Morisawa Fonts | 高品質でバラエティ豊かな2,000書体以上のフォントを好きなだけ使える、 フォントサブスクリプションサービス | ||
| 組込みフォント | 産業用製品のOSやゲームやデジタル教材などの各種アプリケーションに、直接データを組込んで使えるサービス | ||
| TypeSquare | 閲覧側の端末に指定されたフォントが搭載されていなくても、制作側で指定したフォントを表示させるWebフォント配信サービス | ||
| その他の収録製品はこちら | |||
- Maniackers Design
- デザイナー
- Maniackers Design(マニアッカーズデザイン)
1995年設立。群馬県高崎市を拠点に活動しているデザインスタジオ。多様なクライアントワークと並行しながら、アートワークの制作や展示も頻繁に行っている。Webサイトでは1998年の開設以来、オリジナルフォントの配布も長年行っている。オリジナルキャラクター「おたふくま ぽくぽく」のプロジェクトも展開中。
www.mksd.jp
www.pokupoku.info
2024.10.24 Thu