〜由来や歴史、開発経緯など〜
「霞白藤」について
霞白藤はオールドスタイルの特徴を持つ明朝体で、2022年にリリースされました。活字の明朝体に手書きの楷書の要素を混ぜるという発想で開発され、そのコンセプトは同時に発表された霞青藍とも共通しています。霞白藤は、より洗練されたエレガントなイメージのフォントです。
〜書体の特徴からポイント、使われ方まで〜
「霞白藤」の特徴
漢字の字形や骨格は霞青藍とほぼ同じものですが、霞白藤はエレメントの細部がシンプルに仕上げられています。古典的なオールドスタイルの骨格に現代的な要素を組み込んだデザインです。
この方向性は平仮名や英数字でも強調されています。平仮名は築地五号系や36ポ仮名系の書体、欧文は16世紀のフランスやオランダの活字の骨格がベースとして採用されました。筆の切り返しをなくすようなシンプル化の調整も行われ、現代性が演出されています。
〜書体の活かし方やプロの視点〜
制作デザイナーの解説コメント
作例のようにエレガントな演出に役立つフォントです。全体的にスパッとしたスピード感があります。現代的な要素を加えながらもウロコ部分の主張が強いことなどが、霞白藤の独特な個性でしょう。文字によっては組むだけでもロゴっぽく仕上がりそうです。
- よく使われるシーン
書籍、雑誌、商品パッケージ、ロゴ、ラベル
〜書体スペックや収録製品〜
「霞白藤」の書体情報
| モリサワのフォント製品紹介 | |||
| Morisawa Fonts | 高品質でバラエティ豊かな2,000書体以上のフォントを好きなだけ使える、 フォントサブスクリプションサービス | ||
| 組込みフォント | 産業用製品のOSやゲームやデジタル教材などの各種アプリケーションに、直接データを組込んで使えるサービス | ||
| TypeSquare | 閲覧側の端末に指定されたフォントが搭載されていなくても、制作側で指定したフォントを表示させるWebフォント配信サービス | ||
| その他の収録製品はこちら | |||
- Maniackers Design
- デザイナー
- Maniackers Design(マニアッカーズデザイン)
1995年設立。群馬県高崎市を拠点に活動しているデザインスタジオ。多様なクライアントワークと並行しながら、アートワークの制作や展示も頻繁に行っている。Webサイトでは1998年の開設以来、オリジナルフォントの配布も長年行っている。オリジナルキャラクター「おたふくま ぽくぽく」のプロジェクトも展開中。
www.mksd.jp
www.pokupoku.info
2024.10.23 Wed