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アート/イベント

「横尾忠則のビジュアル書評」フェアが開催中。横尾氏が朝日新聞の書評で取り上げた書籍を販売

2024.07.03 Wed

銀座 蔦屋書店の日本文化コーナーで、「横尾忠則のビジュアル書評」と題したフェアが開催されています。期間は2024年9月1日(日)までです。美術家の横尾忠則氏が朝日新聞に寄稿した書評にスポットを当て、そこに取り上げられた書籍が販売されています。

長年にわたって第一線で活躍する美術家

横尾忠則氏は、1936年生まれの美術家/グラフィックデザイナーです。1974年の第5回ワルシャワ国際ポスター・ビエンナーレ金賞、1995年の毎日芸術賞、2001年の紫綬褒章、2011年の旭日小綬章、朝日賞、2015年の高松宮殿下記念世界文化賞、令和2年度東京都名誉都民顕彰など、華々しい数多くの受賞・受章歴があります。

1972年にニューヨーク近代美術館で個展が開催され、その後もパリ、ヴェネツィア、サンパウロといった各国のビエンナーレに出品して、世界的に活躍してきました。寺山修司氏(1935〜1983年)による「天井棧敷」の創立メンバーの1人であることでも広く知られており、小説・エッセイの執筆も含めたさまざまな分野でも活躍しています。

横尾忠則氏と朝日新聞に掲載された書評

横尾忠則氏が2009年から続けているのが、朝日新聞への書評の寄稿です。アート系の本をメインとしながら、260冊以上が紹介されています。

朝日新聞の読書面は、毎週土曜の朝刊に掲載されています。新刊書評は、アーティスト、作家、評論家、大学教員などを書評委員として起用し、評者が自ら書評を書く本を選んでいることが特徴です。

横尾忠則氏が手掛けてきた書評では、文字の回転や組み方、写真・絵との組み合わせによって表現されるものもあり、そのビジュアルが多くの読者を驚かせてきました。

デザイナー必見の “横尾書評の本棚”

今回の銀座 蔦屋書店でのフェアでは、そのような書評をパネル化して、取り上げられてきた書籍とともに紹介しています。現在手配できる書籍を可能な限り取り揃え、“横尾書評の本棚” が作り上げられました。

銀座 蔦屋書店

本フェアでは、「アートのある生活」を提案している銀座 蔦屋書店ならではの切り口で、書評と本、ビジュアルの関係が探られています。絵や特殊な文字組みなどのビジュアルを駆使したものがピックアップされているため、デザイナーにとっても勉強になって役立つ内容です。

取り上げられた書籍に加え、横尾忠則氏のグッズも販売されます。ただし、今回のフェアでは横尾忠則氏のアート作品の販売はありません。グッズは、Tシャツ/ノート/缶バッジ/ストラップ&チャームなどの幅広いアイテムで展開されています。

グッズの取り扱い品は入荷状況によって変更の可能性あり

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■期間:
2024年6月28日(金)~9月1日(日)

■開催場所:
銀座 蔦屋書店 BOOK売場(日本文化)
東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F

■問い合わせ先:
銀座 蔦屋書店
tel. 03-3575-7755
url. https://store.tsite.jp/ginza/

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