2023年9月9日（土）から11月12日（日）まで、福岡市美術館にて「日本の巨大ロボット群像　－ ​巨大ロボットアニメ、そのデザインと映像表現－」と題した展覧会が開催される。

日本の大衆文化の1つとして高い人気を誇る「ロボットアニメ（架空のロボットが登場するアニメーション）」に注目した企画。最初の会場となる福岡での会期終了後は、2024年2月10日（土）〜4月7日（日）に横須賀美術館でも開催され、その後は京都（2024年夏）などでも追加巡回が予定されている。

本展では、日本国内で初の巨大ロボットアニメとして放映された「鉄人28号」から、1970年代の「マジンガーZ」や「機動戦士ガンダム」、2000年代以降の作品まで、さまざまなアニメーション作品に注目。ロボットのデザインと映像表現の歴史について検証・紹介し、「巨大ロボットとは何か」を紐解いていく。

巨大ロボットのメカニズムを取り上げた展示や、ロボットの構造をリアルに表現するための「内部透視図」への注目、メカニックデザイナーの宮武一貴氏（スタジオぬえ）による描き下ろしの巨大絵画の展示などを堪能できる内容。有名なロボットの劇中の設定サイズを体感できるような展示も用意されている。

追加料金で利用できる音声ガイドのナレーションは、声優の銀河万丈さんと水樹奈々さんが担当。それぞれロボットアニメのボイスも務めている2人の語りによって、さらに奥深く展覧会を楽しめる。

YouTubeのチケットぴあチャンネルで公開された6月27日（火）の記者発表動画

■期間（福岡）：
2023年9月9日（土）～11月12日（日）

■開催場所（福岡）：
福岡市美術館
福岡県福岡市中央区大濠公園1-6

■問い合わせ先：
⻄⽇本新聞イベントサービス内 「日本の巨大ロボット群像展」事務局
url. https://artne.jp/giant_robots/