今回はシンプルに映像・画像・アニメーションドキュメントなどのブラウズをするための簡単なインタラクティブなインターフェイスを作成してみた。ムービーが動作するエリア、写真を表示するエリア、インタラクティブなアニメーションを表示するエリアの3つで構成されており、それぞれがクリックされるとアクティブになって全面に表示される仕組みだ。
ムービーは通常のPLAY、PAUSE、STOPに加え、モニター全面に拡大表示する機能を設けてあり、画像のエリアは拡大すると関連するWebサイトへのリンク、ドキュメントではクリックでコントロールできるインタラクティブなアニメーションが拡大表示される。Blendの基本的な機能を活用したサンプルムービーだ。
Blendを使ったSilverlightコンテンツを制作するにあたって、どんなマシンスペックが必要なのか、読者も気になるところだろう。今回の廣氏が使用したマシン環境は主に以下のとおりだ。ただしこのために特別に導入したわけではなく、ふだん廣氏が業務を進めるうえで日常的に用いている環境とのこと。After Effectsなどのビデオ編集に使うためメイン機は少々パワフルなマシンをセレクトしている。ひとつの目安として参考にしてほしい。
- ・マシン:
- メイン DELL XPS720 H2C(デスクトップ機)、
サブ DELL製ノートPC、プレビュー用 PowerMac G5
- ・ディスプレイ:
- メイン 30inch、サブ 24inch
- ・メモリ:
- 4GB積んでいるが、32bitのVistaのためうち3GB分が稼働
- ・OS:
- Windows Vista
- ・ネットワーク回線:
- 光フレッツ