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最新アート&デザイン情報

2024.04.22 Mon

大型連休も間近!お出かけ先は決まった?

2024年のゴールデンウィークに行ってみたい展覧会&アート系イベントまとめ 9選

さいとうなおき「【邪姫】オメガ・デスワーム【OBAKE Proj】」
(「GENSEKI展示会 2024〜輝く原石〜」)

外はすっかり暖かくなり、4月末~5月の大型連休がすぐそこまで近づいてきました。この記事では、ゴールデンウィークの期間中に楽しめるアートやデザインに関連したイベントを一挙に紹介していきます。長きにわたって第一線で活躍してきたグラフィックデザイナー・浅葉克己氏の個展から、若手クリエイターの作品を鑑賞できる企画、木村伊兵衛写真賞の受賞者による記念作品展、人気アニメを題材とした展覧会まで、バラエティに富んだラインナップです。

【目次】

【1】<Event Area>東京都・渋谷区
ほうき星 初個展「Secret・Angel」
〜コンセプトは天使のモモコちゃんとの “秘密のお茶会” 〜

イラストレーター・ほうき星氏の個展「Secret・Angel」が、pixiv WAEN GALLERYで開催されています。同人イラストの創作などを中心に活動しているほうき星氏にとって、今回の「Secret・Angel」は初の個展です。

ほうき星氏は透明感のある作品で知られ、天使をモチーフにしたオリジナルキャラクター「モモコちゃん」が題材のシリーズなどで人気を集めています。鮮やかな色使いや、細部まで描き込む線画などが特徴的な画風です。

展覧会タイトルの「Secret・Angel」の通りに、本展は “天使のお茶会” をテーマにした構成となりました。天使の「モモコちゃん」が空中ガーデンでお茶を用意し、来場者と秘密の時間を共有するというコンセプトに基づき、会場はくつろげる空間に仕上げられています。

「モモコちゃん」や描き下ろしビジュアルを中心とした展示のほか、さまざまなグッズの購入も楽しめます。今回の個展での限定販売の商品として、ミラーアートやクリアポスター、アクリルジオラマなど、数多くのグッズが用意されました。ほうき星氏が自ら制作したぬいぐるみやキーホルダーなどが販売されることにも注目です。

会場の「pixiv WAEN GALLERYは、ピクシブ株式会社と株式会社TWIN PLANETが共同で運営しているギャラリー
期間2024年4月16日(火)~5月6日(月・祝)
開催場所pixiv WAEN GALLERY by TWIN PLANET × pixiv
東京都渋谷区神宮前5-46-1 TWIN PLANET South BLDG.1F
URLhttps://pixiv-waengallery.com/

【2】<Event Area>愛知県・名古屋市
「DEATH NOTE EXHIBITION」
〜人気漫画の連載開始20周年の記念展示が待望の名古屋巡回〜

2003年から2006年まで集英社の「週刊少年ジャンプ」に掲載された人気漫画「DEATH NOTE」(原作:大場つぐみ氏/作画:小畑健氏)の連載開始20周年を記念した展示会です。このイベントは2023年に東京と大阪、2004年に京都で開催されており、東海地方の人たちにとっては待望の名古屋巡回となります。

本展は「DEATH NOTE」のモノクロやカラーの生原画を鑑賞できる貴重な展示会です。作中に登場する「デスノート」も緻密に再現されて展示されます。会場では、フォトスポットでの撮影を楽しむこともできます。「キラ信者の祭壇」やコミックス第12巻の表紙を再現した立体造形など、作品の世界観にたっぷり浸れるところがポイントです。

会場では、「DEATH NOTE」ファンには見逃せない展覧会記念グッズも販売されます。アクリルジオラマやオーロラアクリルキーホルダー、おまけシール入りのチョコチップクッキーなど、バラエティに富んだグッズが取り揃えられました。小畑健氏の描き下ろしイラストを用いたアクリルアートパネルなどのアイテムも販売されます。

有料での入場者には、ミニ色紙の特典プレゼントもあります。1回の入場で1枚のランダム配布です。前半(4月17日〜4月30日)と後半(5月1日〜5月13日)で異なる6枚ずつのビジュアルのミニ色紙が用意されています。
©大場つぐみ・小畑健/集英社

アクリルアートパネル(描き下ろし)
期間2024年4月1日(金)~5月13日(月)
開催場所名古屋PARCO 東館 2F EVENT SPACE
愛知県名古屋市中区栄3-29-1
URLhttps://deathnote-exhibition.com/

【3】<Event Area>東京都・渋谷区
浅葉克己 個展「ASABA×BAUHAUS」
~浅葉氏のデザイン哲学とバウハウスの伝統の融合を体感~

+81 Gallery Tokyoでは、浅葉克己氏の個展「ASABA×BAUHAUS」が開催されます。浅葉氏がドイツの伝説的な美術学校・バウハウスを題材に作り続けてきた100点を超える作品の中から、抜粋したものをキャンバスに落とし込んで一覧できるようにした展覧会です。

浅葉克己氏は、タイポグラフィを軸としたデザインを得意とし、日本のグラフィックデザインを牽引してきた有名なデザイナーです。映画監督のウディ・アレン氏を起用した西武百貨店の広告「おいしい生活」や、サントリーの「夢街道」、武田薬品の「アリナミン A」、ISSEY MIYAKEのロゴ関連など、見た人に鮮烈な印象を与えるさまざまなデザインを手掛けています。

1940年に神奈川県で生まれた浅葉氏は、桑沢デザイン研究所、ライトパブリシティを経て、1975年に浅葉克己デザイン室を設立しました。日本アカデミー賞、東京ADC 最高賞、紫綬褒章、旭日小綬章、亀倉雄策賞など、華々しい受賞・受章歴でも知られています。

今回の個展で紹介されるのは、ミサワバウハウスの企業広告としてバウハウスの世界観を表現した作品です。会場では、浅葉氏のデザイン哲学とバウハウスの伝統の融合を体感できるような空間が作り出されています。

期間2024年4月19日(金)~5月31日(金)
開催場所+81 Gallery Tokyo
東京都渋谷区神宮前3-28-9
URLhttps://plus81.gallery/
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