キヤノンマーケティングジャパン株式会社が、第2回「GRAPHGATE」の応募を、2024年6月5日(水)まで受け付けています。「GRAPHGATE」は、写真・映像作家を発掘する “オーディション” です。
2023年にスタートした新たな枠組み
キヤノンは、文化支援活動「写真新世紀」で30年間にわたる公募を実施し、国内外で活躍する著名な写真家を輩出してきました。また、キヤノンマーケティングジャパンが主催する写真家オーディション「SHINES」でも、2019年まで新人作家の発掘に取り組み、多くの新人作家の写真集を世に送り出しています。
そのように写真・映像表現の分野での新人作家の発掘/育成/支援に力を入れてきたキヤノンMJが、新たな枠組みとして2023年から展開しているのが「GRAPHGATE」です。第1回目の開催では、グランプリ1名、優秀賞4名、佳作7名が選出されました。
「GRAPHGATE」の目的は、熱意ある新人写真家の発掘と、彼らへの継続したサポートです。機材サポートや写真展の開催を通して、写真・映像活動への支援が行われます。写真作家のみを対象とする「SHINES」が写真集を作る権利を得られる企画であったのに対し、「GRAPHGATE」では写真展を開催できる権利が得られます。
年齢や経験は不問で3つの部門での募集
第2回「GRAPHGATE」では、3つの部門が用意されました。人々の営みや社会・文化などを写す「ピープル」、風景や動植物の営みなどを写す「ネイチャー」、自分の内側にある感性や思考などを表現する「クリエイティブ」があります。
ジャンルとは別に、写真と映像のどちらかを選択してエントリーが可能です。写真と映像のどちらも作品として応募したい場合には、「映像」を選べば写真作品を映像内にスライドショーのような形で組み込むことはできます。
この企画では、合成・コラージュなどの加工をした作品での応募もOKです。応募費用は無料で、年齢や経験(プロ・アマチュア)を問わずに応募できます。
3次選考からはプレゼンテーション審査も実施
応募の締め切りは6月5日(水)の15:00までの予定です。応募フォームにこれまでの創作活動や今後の計画などを記入し、作品データを提出することでエントリーが完了します。
作品データとテキストでの1次選考に続き、2次選考はポートフォリオや映像作品、3次選考は本人によるプレゼンテーションで実施されます。3次選考の日程は9月21日(土)の予定です。3次選考で決定した優秀賞と佳作の作品は、キヤノンMJ本社のキヤノンオープンギャラリー1・2で展示されます。
上記の展示に加えて再びプレゼンテーション審査が実施されるグランプリ選考会は、キヤノンMJ本社にて一般公開の形で実施されます。11月30日(土)に優秀賞の受賞者によってプレゼンテーションが実施され、選考委員5名とキヤノンMJによる協議を経てグランプリ(1名)が決まります。
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■応募締切:
2024年6月5日(水)15:00 予定
■応募資格:
不問(1次選考、2次選考を通過した場合にキヤノンMJ本社で実施される3次選考やグランプリ選考会に参加できることが必要)
■賞:
グランプリ(100万円/品川・キヤノンギャラリーSでの約1カ月間の展示権利/カメラやレンズなどの撮影機材のサポート・3年間/インクジェットプリンタ贈呈/キヤノンMJによるテクニカルサポート・撮影活動全般に関する相談サポート)ほか
■問い合わせ先:
キヤノンマーケティングジャパン株式会社GRAPHGATE事務局
url. https://personal.canon.jp/event/audition/graphgate