クールなザラつき感 個性的な存在感 ナチュラルな手ざわり感
いますぐ押さえておきたい! |
アナログ感を生かしたグラフィック手法 |
制作・文 三浦 悟(Sunny Sizes)
url http://www.sunnysizes.com/
使用ソフト Photoshop CS/CS2
![1](/attach/images/2008november/reuse/mdn/1toku/002/1(1).gif)
最初に、紙にダーマトで矢印や塗り面を描き、スキャンする。続いて、これをPhotoshopで開いたら、イメージメニュー→“色調補正”→“2階調化...”で、ダーマトで描いた部分のみが強調されるようにした
1-1。ここで、背景レイヤーのサムネールをoptionキーを押しながらクリックして、レイヤーに変換しておく。
1-1
![2](/attach/images/2008november/reuse/mdn/1toku/002/2(1).gif)
次に、選択範囲メニュー→“色域指定...”で、白い部分をスポイトで指定して選択範囲を作成。このとき、白い部分全体に選択範囲が作成されない場合は、[許容量]の値を上げて調節しよう。ここでdeleteキーを押して、ダーマトで描いた部分以外を削除した
2-1。さらにそのまま選択範囲を反転し、白で塗りつぶした
2-2。ここではわかりやすいように背景を黒で塗りつぶしている。
2-1
2-2
![3](/attach/images/2008november/reuse/mdn/1toku/002/3(1).gif)
写真を用意し、作成したダーマトの素材を配置
3-1。次に、横書き文字ツールでダーマトのレイヤーの上に文字を配置した。続いて文字のレイヤーのサムネールをcommandキーを押してクリックし、選択範囲を作成。ここで、ダーマトのレイヤーを選択したらdeleteキーを押して、文字の部分を消した。文字レイヤーは削除しておく
3-2。
3-1
3-2
![4](/attach/images/2008november/reuse/mdn/1toku/002/4(1).gif)
続いて、ダーマトで描いた矢印をそれぞれ配置していった。さらに、絵の具を吹いたような白い粒を配置することで、アナログな質感を高めることができる
4-1。最後に、文字や飾りを配置すれば完成だ。
4-1
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本記事は『MdN』2008年12月号(vol.176)からの転載です。
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