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アート/イベント

ミナ ペルホネンとのコラボランドセルを販売する土屋鞄が「アトリエのうら」原画展を開催

2024.05.17 Fri

老舗ランドセルメーカーの株式会社土屋鞄製造所が、2024年5月17日(金)〜7月1日(月)に、西新井本店で「アトリエのうら」を開催します。2025年の入学用ランドセルのために描き下ろされた「ミナ ペルホネン」による原画を展示する入場無料のイベントです。

土屋鞄だけのために描き下ろされた3種の絵柄

土屋鞄とミナ ペルホネンのコラボは、今回で3年目となります。2025年の入学用ランドセルは「アトリエ」シリーズとして、3柄で2色ずつの全6種類のデザインが用意されました。生き生きと描かれたモチーフには「空想する喜びや自由な創造力を大切にしてほしい」という子どもたちへの願いが込められています。

パープル色とピーチ色のランドセルで展開される「garden of light  光の庭園」には、蝶や植物が描かれています。日常で目にする風景の中にも生命が育まれていることを想起させ、生きることの尊さが感じられる絵柄です。

「garden of light  光の庭園」の絵柄とランドセル

キャメル色とブルーベリー色のランドセルに採用された「daily cosmo 日々の宇宙」では、多様な日々の出来事や風景が図象化されています。3種の絵柄の中では最も幾何学的な要素も強いデザインですが、同時に機械的ではないラインの温かみも感じさせます。

「daily cosmo 日々の宇宙」の絵柄とランドセル

チェリー色とスモーク色のランドセルに用いられている絵柄は「let's confetti!  毎日お祝いしよう!」です。毎日のように何かしらの発見や成長がある学校生活で、ランドセルを開けるたびにワクワク楽しくなるようなデザインに仕上げられています。

「let's confetti!  毎日お祝いしよう!」の絵柄とランドセル

ものづくりのプロセスや道具などまで公開

今回のイベント「アトリエのうら」では、原画の展示を通じて緻密な線や色の重なりを見ることができます。実際のランドセルのフタの裏にある内装柄と、原画を見比べて楽しむことが可能な工夫のある展示として構成されました。

また、ミナ ペルホネンのデザイナーである皆川明氏と田中景子氏が実際に使用した画材や道具が紹介されることにも注目です。

左:デザイナー・ミナ ペルホネン代表取締役 田中景子氏
右:デザイナー・ミナ ペルホネン創設者 皆川明氏

土屋鞄のデザイナーによるシルク印刷の色調整プロセスや、ステッチ色の検証、チャームデザインの決定までのプロットなども公開されます。絵を描くところから1つのランドセルデザインが完成するまでの “ものづくりの裏側” を知ることができるイベントです。

土屋鞄製造所は職人が1つずつ手作りする老舗の “工房系ランドセルメーカー”

来場者みんなで絵柄を作っていく体験スペース

会場では「みんなの"daily cosmo 日々の宇宙"をつくろう」という体験スペースも用意されました。図案のうちの1つである森羅万象を描いた「daily cosmo 日々の宇宙」は30種類の自然のエレメントで構成されており、体験ブースではそのエレメントが活用されています。

各エレメントが1つずつのパーツとしてシールになっていて、来場者が会場の特設壁に自由に貼り付けていけるスペースです。会期中に1つの絵柄が作られることになります。「daily cosmo 日々の宇宙」のエレメントには、山川草木の自然や動物、日常の心の変化などに加え、ミナ ペルホネンを象徴する「蝶」も含まれています。最終的にどのような「みんなの"daily cosmo 日々の宇宙"」が完成するのか楽しみな企画です。

「daily cosmo 日々の宇宙」のエレメントの例。左からミナ ペルホネン(蝶)、キツネ、雨

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■期間:
2024年5月17日(金)~7月1日(月)

■開催場所:
土屋鞄製造所 西新井本店
東京都足立区西新井7-15-5

■問い合わせ先:
株式会社土屋鞄製造所
url. https://tsuchiya-randoseru.jp/

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