カナダ歳入庁、OpenSSL脆弱性悪用で被害
カナダ歳入庁、OpenSSL脆弱性悪用で被害
カナダの歳入庁は、OpenSSLに極めて重大な脆弱性が見つかった問題で、この脆弱性を悪用した第三者によって納税者約900人の社会保障番号が削除されたと2014年4月14日に発表した。
カナダ歳入庁はOpenSSLに脆弱性が発覚した4月8日にオンラインサービスを停止しており、問題の修正に取り組んでいた。各システムの安全性を確認した上で再開しようとしたところ、不正アクセスが明らかになったという。被害を受けた納税者には、個別で手紙で連絡するとともに専用のフリーダイヤルを設置。フィッシング詐欺を防止するため電話やメールで連絡することは無いとしている。