ニコン、Wi-Fi機能やGPSを内蔵するデジタル一眼レフカメラ「D5300」
ニコン、Wi-Fi機能やGPSを内蔵するデジタル一眼レフカメラ「D5300」
株式会社ニコンイメージングジャパンは、デジタル一眼レフカメラ「ニコン D5300」を11月中旬に発売する。カラーバリエーションはブラック/レッド/グレーの3色。AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.5 6G ED VR付きのレンズキット「D5300 18-140 VRレンズキット」が用意されており、ボディ単体での販売はブラックモデルのみとなる。価格はオープン。
本製品は、光学ローパスフィルターレス仕様を採用したニコンDXフォーマット(23.5×15.6mm)のCMOSセンサーを備えている。有効画素数は2416万画素。画像処理エンジンには新たに「EXPEED 4」が搭載されている。従来機でも特徴的だった横開き方式のバリアングル液晶も実装しており、約104万ドットの3.2型液晶を採用。左側へ0〜180度の開閉/90度の時計回り回転/180度の反時計回り回転に対応し、フレキシブルな撮影アングルを実現できる。
また、本モデルではボディ内部の金属シャシーを廃止し、カバー構成を箱型の一体的な構造体とするモノコック構造が採用された。炭素素材を用いた新素材により、新機能を搭載しつつもコンパクトさと高強度を両立している。同社のデジタル一眼レフカメラとしては初めてWi-Fi機能を内蔵したことも特徴。同じくGPSも搭載されており、撮影した画像に位置情報を記録することができる。記録用メディアにはSD/SDHC/SDXCメモリーカードの使用が可能(UHS-I対応)。本体サイズは約125(幅)×98(高さ)×76(奥行)mmで、本体のみ重量は約480gとなっている。