docomo、夏モデル11機種を発表--主力の「Xperia」「GALAXY」は約2万円の割引価格を適用
docomo、夏モデル11機種を発表--主力の「Xperia」「GALAXY」は約2万円の割引価格を適用
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモは15日、2013年の夏モデルとして、スマートフォン9機種・タブレット1機種・らくらくホン1機種を発売すると発表した。事前予約は、「Xperia A SO-04E」「GALAXY S4 SC-04E」「AQUOS PHONE ZETA SH-06E」が5月16日からドコモショップとドコモオンラインショップで開始される。その他の機種の事前予約は、日時が決まり次第発表されるという。
今回の夏モデル発表の最大の注目点は、人気機種限定の割引制度。ソニー製の「Xperia A SO-04E」とサムスン製の「GALAXY S4 SC-04E」の2機種をドコモスマートフォンのツートップと位置づけ、価格の引き下げを行うという。
ユーザーの実質負担額は「Xperia A SO-04E」が約5000円、「GALAXY S4 SC-04E」が約1万5000円となり、現行機種より約2万円もの大幅割引となる。
機能面では、「Xperia A SO-04E」は従来モデルからコンパクト化を図り、防水防塵などで使いやすさを向上させている。「GALAXY S4 SC-04E」は5インチフルHD有機ELディスプレイによる映像環境の強化と画面にタッチしないで操作できる「ホバー」機能で注目される。
今回、人気機種の購入を促進することで、ソフトバンクとauに転出が続く状況を打破したいという思惑が見える。ただ、2機種に割引を適用することで、他の機種の購入が阻害されるのではないかという見方もある。ドコモの夏商戦は今後の携帯シェアの展開を占う、これまでになく重要なものとなりそうな気配が漂う。