■09
テクニック52
フッターがページ上部に配置されてしまった!
→ relativeで位置指定をするかfloatでレイアウトしよう |
フッターなどが本来の位置より上に配置されてしまうのは、absolute(絶対配置)で位置指定している場合に起こりやすい。位置の微調整がしやすいpositionプロパティだが、absoluteに指定すると後続のブロックに影響を与えてしまう。
absoluteに指定されたブロックは、後続のブロックにとっては透明人間のような扱いになり、「何もない」のと同じに解釈されるため、本来の位置より上に配置されてしまうのだ。
これを回避するには、positionプロパティを使う際relative(相対配置)を指定する。relative指定されたブロックは、上下左右に移動しても、後続のブロックからは本来の位置にあると見なされるため、前の要素と重なることがない。
逆に、あまり大きく位置を動かすと無用な空白ができてしまう可能性があるので、その点では注意が必要だ。
文=黒須信宏((株)CrossDesign)
positionプロパティによる位置調整。本来の位置より右に100px移動した
absoluteブロックに後続ブロックが重なった例
absoluteをrelativeに変更した場合
relativeで位置調整をすると、後続のブロックからは元の位置にあると解釈され、無用な空間ができる場合がある
CONTENTS
>>> 記事TOP
>>> IE 6を使うと後方互換モードで表示されてしまう!
>>> 背景画像のタイリングがデザインどおりに再現できない!
>>> ボックス幅が文字サイズに連動して変化しない!
>>> IE 7のページズームで拡大するとフォームがずれる!
>>> floatで配置したブロックが落ちてしまった!
>>> Flashコンテンツを配置したら余白ができてしまった!
>>> セル内の文章が幅を無視してセル幅を広げてしまう!
>>> IEで要素がz-indexの順に重ならない!
>>> フッターがページ上部に配置されてしまった!
>>> topやleftなどのプロパティが効かない!
>>> 文字サイズを縮小したら背景画像が切れてしまった!
>>> 記事TOP
>>> IE 6を使うと後方互換モードで表示されてしまう!
>>> 背景画像のタイリングがデザインどおりに再現できない!
>>> ボックス幅が文字サイズに連動して変化しない!
>>> IE 7のページズームで拡大するとフォームがずれる!
>>> floatで配置したブロックが落ちてしまった!
>>> Flashコンテンツを配置したら余白ができてしまった!
>>> セル内の文章が幅を無視してセル幅を広げてしまう!
>>> IEで要素がz-indexの順に重ならない!
>>> フッターがページ上部に配置されてしまった!
>>> topやleftなどのプロパティが効かない!
>>> 文字サイズを縮小したら背景画像が切れてしまった!
本記事は『web creators』2008 vol.74からの転載です
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